電動アシスト自転車の選び方ガイド

おすすめの電動アシスト自転車・人気モデルの比較・選び方や疑問点など、現役自転車店スタッフがあなたの電動アシスト自転車選びをサポートします!

電動アシスト自転車の重さの話

2016年5月6日

電動アシスト自転車の重量は普通の自転車に比べるとかなり重いです。同じようなタイプの自転車に比べて5キロ前後重くなってしまいます。

もちろんこいでいる時はアシストの力があるので重さは感じられませんが、駐輪場などで自転車を移動したり持ち上げたりする時に重さを感じます。

軽さを重視したモデル

電動アシスト自転車の中にもいくつかタイプがあって、その中には軽さを重視したモデルもいくつかあります。駐輪機の都合でどうしても自転車を持ち上げる機会が多い方には軽いモデルはおすすめです。

例えばパナソニックのビビ・ライトU、ブリヂストンのアシスタユニシリーズ、ヤマハのPAS SIONシリーズなどは電動アシスト自転車の中では軽い部類に入ります。また、スポーツタイプのモデルも他のモデルに比べて軽い傾向があります。

※それとは逆に子供乗せタイプは通常のアシスト自転車に比べて重い傾向があります。チャイルドシートが別売りのタイプでも普通の軽快タイプよりも頑丈な作りのために重くなってしまいます。

軽いモデルのメリット

車体が軽いと駐輪場での取り回しがぐっと楽になるだけでなく、バッテリーの持ちが良くなります。同じ容量のバッテリーであれば車体の重量が軽い方が消費電力が少なくて済むからです。

そして持ちが良くなると充電回数も減るので、長い目で見ればバッテリーの寿命が延びることにもなります。

軽いモデルのデメリット

子供乗せとして使うことはできません。軽さを優先しているために子供乗せとしては強度面では劣りますので、メーカーでも推奨されていません。

物理的にチャイルドシートを取り付けることもできますが、安全面から見ても非推奨モデルにチャイルドシートを取り付けることはやめましょう。

自転車の重さの目安

さて、電動アシスト自転車の中で軽いとか重いとか言われてもピンとこない方もいらっしゃるのではないでしょうか?普通の自転車と比べてどれくらいになるのかを表にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。

重さ電動以外の自転車電動アシスト自転車
13~15kg入門用MTBやクロスバイク(4~5万円台)かなり軽いスポーツタイプ
ヤマハYPJ-R
16~18kg激安スポーツルック車(1~3万円台)
アルミ製などの軽いママチャリ
 
18~20kg激安スポーツルック車(1~3万円台)
シングルギアのシンプルなママチャリなど
軽めのスポーツタイプ
20~22kg内装変速・オートライト付き、などの重めのママチャリ軽めの軽快タイプ
軽めの小径タイプ
スポーツタイプ
25~27kg子供乗せモデルなど一般的な軽快タイプ
30kg前後 子供乗せタイプで、車体のみの重量
35kg前後 子供乗せタイプで、チャイルドシート1個を含む重さ

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