おすすめの電動アシスト自転車・人気モデルの比較・選び方や疑問点など、現役自転車店スタッフがあなたの電動アシスト自転車選びをサポートします!
2015年8月12日
電動アシスト自転車は普通の自転車ではスピードが出にくい場所、例えば上り坂でもあまりスピードを落とさずに走ることができます。
でも出すぎて危ないということはありません。
なぜなら法令で時速24km/h以上になるとアシストしなくなるように決められているからです。
ですからもしそれ以上スピードが出るのにアシストし続けるような電動アシスト自転車は違法なんです。
そのような自転車は運転者だけではなく周りの人にも危険を及ぼすので決して乗ってはいけません。
では法令で定められた時速24km/hを超えるとどうなるのかというと、アシストの効かない普通の自転車と同じ状態になるのです。
電動でアシストする力が止まるだけで自転車自体が止まるわけではないので、そのままこぎ続ければもっと早いスピードを出す事もできます。
とはいえ、あまりスピードを出しすぎるのは危険なのでご注意ください。
ではなぜスピードが出過ぎないような法令があるのでしょうか?
それは電動アシスト自転車はあくまでも楽にこげることが目的で、そして通常の自転車の範囲を超えてはならないからです。
確かにスピードが出すぎることはありませんが、出せなくはありません。
アシスト力はなくなりますが、時速24km/hまですでに出ているとかなりの勢いがついていますので、普通の自転車よりはスピードは出やすいです。
でも最終的にそのスピードを出すのは運転者のこぐ力なんです。
つまり普通の自転車と同じなわけですね。
スピードは出やすいですが、自身が意図しないほどのスピードが出てしまうということはありません。
くれぐれもスピードは出しすぎずに安全運転を心がけましょう。