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2015年8月17日
以前は子供乗せモデルは種類が少なかったのですが、ここ数年は需要の高まりと共に各社多くのモデルを投入しています。
同じ子乗せタイプの中でもそれぞれ特徴がありますので、その特徴の違いをしっかりと把握しておくことで、より満足のいく自転車選びができると思います。
選ぶポイントはいくつかありますが、やはり子供乗せタイプの最大の特徴はチャイルドシート部分ではないでしょうか。
チャイルドシート部分で大きく3つに分けることができますので、まずこの3つのタイプの中で絞り込むと選びやすくなると思います。
このタイプのチャイルドシートは前輪を小さくしてハンドルの間にはめ込むような作りになっています。
そのため後付けの前チャイルドシートに比べて重心が下がり安定感があります。
このタイプの前チャイルドシートはわかりやすく言うとカゴのような形で包み込むようなデザインになっているので、小さなお子様でも安心して乗せることができます。
また前に乗せることで運転中もお子様の姿が見えるので、安心して運転できるというメリットもあります。
ただし前チャイルドシートに乗せられる体重は15kgまでとなっていますので、それ以上のお子様を乗せることはできません。
個人差はありますが3歳くらいになると窮屈になってくるという声が多いです。
また、後ろにもチャイルドシートを付けて3人乗りにするとカゴとして使える部分がなくなってしまいます。
デザインが一般的な軽快車とほぼ同じタイプなので、チャイルドシートを外せば普通の電動アシスト自転車として使えます。
チャイルドシートを前後につけてもカゴは別にあるのでお子様を2人乗せてお買い物にも行けます。
ただし後付けの前子乗せは最初から付いているものに比べて重心が上がってしまうのでバランスは少し悪くなります。
また後付け前チャイルドシートは小さな椅子のようなデザインなので1歳くらいのお子様だと不安だという声も多いです。
後チャイルドシートは最初からついていますが、後付けチャイルドシートとの大きな違いはありません。
現行モデルではデザイン性を重視したモデルになっているのがこのタイプの特徴です。
このタイプの最大の特徴はやはりデザイン性で、特にHYDEEⅡ(ハイディツー)とGYUTTO ANNYS(ギュットアニーズ)は「かわいい」と言うよりも「カッコイイ」感じで、男性にも人気が高いです。
チャイルドシートに関しては先の別売りタイプと同じで、後付けの前チャイルドシートは小さなお子様だと不安に感じる方も多いです。
3人乗りをする方や2人乗りでも1歳未満のお子様を乗せるのであれば、やはり前チャイルドシートが最初から付いているタイプがおすすめです。ですがこのタイプは3人乗りをすると荷物を入れる部分がなくなってしまうので、3人乗りをして買い物に行きたい方や2人乗りしかしない方は前チャイルドシートが付いてないタイプがおすすめです。