電動アシスト自転車の選び方ガイド

おすすめの電動アシスト自転車・人気モデルの比較・選び方や疑問点など、現役自転車店スタッフがあなたの電動アシスト自転車選びをサポートします!

子供乗せタイプと普通の電動アシスト自転車の違い

2015年8月16日

子供乗せタイプの特徴

  • 子供乗せタイプは電動アシスト自転車の中でも需要が高く、各社ともいろんな種類を出しています。
    それぞれ細かく特徴がありますが、ここでは全ての子供乗せ専用モデル共通の特徴をご説明します。

3人乗りが可能

運転者の大人1人に加えて、前と後ろに1人づつお子様を乗せることができます。
以前は子供乗せモデルにも3人乗りができないモデルもありましたが、現在出ているモデルは全て3人乗りが可能になりました。
ですからお子様を2人乗せる方や今後2人乗せる可能性がある方は必ず子供乗せ専用モデルを選びましょう。

傷害保険がついている

メーカー独自の傷害保険が無料でついています。
それほど手厚い保障ではなく期間も1年間だけですが、無料でついているのでまだ保険に加入していない方には安心ですね。
(自転車を買ったら自動で加入になるわけではなく申し込みが必要になる場合もありますのでご注意ください)

太目のタイヤ

子供乗せアシスト自転車は安定感を重視しているために通常のアシスト自転車よりどうしても重量が重くなってしまいます。
さらにチャイルドシートの重さとお子様の重さが加わるので、それに耐えられるような太いタイヤがついています。

またぎやすいフレーム設計

自転車に乗る時に足を大きく上げなくても良いように車体フレームが低い位置にあります。
小柄な女性やスカートを履いていてもまたぎやすい設計になっているので安心して乗ることができますね。
ただしブリヂストンのHYDEEⅡだけはデザイン重視のため、このような設計にはなっていません。

大きく安定感のあるL字型スタンド

お子様を2人乗せてもしっかりと止まるように幅が広いスタンドを採用しています。
また車体を持ち上げなくてもテコの原理で軽くスタンドがかけられるようにL字型になっています。

ハンドルロック機能

駐輪時に車体がふらつかないようにハンドルを固定する機能がついています。
これは完全に固定されるわけではないので、ロックがかかっていても力をいれればハンドルの角度を変えることはできます。
力を加えなければ動かないので、前後にお子様が乗っていても安心して駐輪することができます。
(お子様を乗せた状態で自転車を離れる事は大変危険ですので、離れる時は必ずお子様を降ろすようにしましょう)

カギがキャリアの後ろについている

普通の自転車や電動アシスト自転車の鍵は後ろキャリアの前方近くのサドルの影になるような部分についていています。
通常であれば問題はありませんが、後ろキャリアにチャイルドシートがついているとサドルとチャイルドシートの影に隠れてしまいとても使いづらくなってしまいます。
子乗せ専用モデルは後ろにチャイルドシートがついていてもカギが使いやすいように、キャリアの後ろ部分にカギが取り付けてあります。

やっぱりお子様を乗せるなら子供乗せ専用タイプがおすすめ!

子供乗せ専用モデルには、ぱっと見では気付かないような部分にもお子様の安全を重視した設計が採用されています。
お子様を1人しか乗せない場合は専用モデル以外でも乗せることは可能ですが、子供乗せ専用モデルの方がより安全性が高まりますね。

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